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境内の花
百日紅(サルスベリ・ひゃくじつこう)
百日紅 花名のサルスベリは、樹皮がツルツルして、猿が登ろうとしても滑ってしまいそうなことに由来します。
英語では『Crape myrtle』と呼びます。
科・属名:ミソハギ科サルスベリ属
和名: 猿滑 / 百日紅(サルスベリ)
別名: 百日紅(ヒャクジツコウ)
英名: Crape myrtle
原産地: 中国
色: 赤、ピンク、白、紫
開花時期: 7月~10月
誕生花: 8月29日
花言葉は、『雄弁・愛嬌・不用意』
花言葉の『雄弁』は、その華やかな咲きっぷりに由来します。
サルスベリが夏の盛りに百日近く咲き続けることに由来すると言われています。
また、ある王子が恋人に百日後の再会を約束して旅立ったものの、戻るとすでに恋人は亡くなっており、埋葬された場所からこの木が生えたという伝説によるとも言われます。
仏手柑(ぶっしゅかん)
仏手柑は、ミカン科ミカン属の常緑低木樹で、カボス・ユズetc…と同じ香酸柑橘類の一種で、シトロンの変種です。
先端が指先のように分かれているので『仏手柑』
または『手仏手柑』とも呼ばれ、熟してくると鮮やかな黄色いになり、皮はゴツゴツとして
柑橘の仲間なのに果肉がほとんどないというユニークな果物です。
仏手柑は主に観賞用として栽培されることが多く、お正月飾りやお茶席の生け花などにも使われています。
食べる場合は、皮をマーマレードに利用したり、砂糖漬けにするのが一般的です。
原産地はインド北東部で、「シトロン」の変種だと考えられています。
英名は『フィンガード・シトロン(fingered citron)』といいます。
日本へは室町時代~江戸時代に伝わりました。
その当時いくつかの書物に登場していますが、江戸時代に書かれた「大和本草((やまとほんぞう)」※生物学書や農学書
(1709年)には、『近年渡来したもの』『果物とは言い難い』『香りがよい』などの特徴が記されています。
仏手柑の保存方法は、日持ちは比較的よいとされますが、乾燥すると風味が落ちるので、調理する場合は早めがおすすめです。
身が少ないので生食には向かず、一般的に砂糖漬けなどでお菓子にしたり、乾燥させて漢方薬にしたりして利用されます。
食べずに鑑賞する場合も、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておくとよいでしょう。
本堂向かって右側のところに、二つの仏手柑が隣同士に出来ていました。
手をぶらぁ~んとぶら下げているように見え 少し不気味な感じではありますが 何回見ても不思議な形です。