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2020-01-01 09:00:00
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
檀信徒の皆々様には、お健やかに新年をお迎えのことと 慶賀を申し上げるとともに、皆々様の今年のご多幸を念じ上げます。
今年の干支は、子(ねずみ)です。
毎年干支の色紙を書かせていただいておりますが、そこには釈文(仏教の経典などに書かれている言葉をわかりやすく平易な言葉で解説した文章のことをいいます。)が入っております。
知ㇾ足(足ることを知る)
鷦鷯は深林に巣えども一枝に過ぎず。
偃鼠、河に飲めども、満腹に過ぎず。
鷦鷯(みそさざい)は深い林の中に巣を作るけれども、その巣を宿すのは、ただ一枝すぎない。
またネズミは、あの満々たる黄河の水を飲むといったところでその小さなからだの腹いっぱい飲むだけのことである。
どんなに欲張っても、実際に用いる財宝は知れたものなのだ。(荘子 逍遥遊)
汝ら苦悩をはなれんと欲すれば まさに足ることを知るべし (法句経)
物足りなく 感ぜると悟るべし [未足]
本年も安穏な日々であることを念じ、丈内一同 心を一つにして 精進してまいりますので、どうぞ 本年も宜しくお願いいたします。