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”今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな”
”良き種を 蒔いておき焚き 彼岸かな”
彼岸とは、インドの古い言葉で パーラミーターといい、正しくは到彼岸といいます。
即ち、私たちの住んでる悪と苦しみの境界(此の岸)を離れて迷いの川を渡り、苦のない境地。
悟りの境界(彼の岸)へ行く(到る)という意味です。
子の迷いの川を渡りきる方法として、六つの修行法が教えられています。
その六つの修行とは
一、『布施』(ふせ)…財や心を他人に施すこと
二、『持戒』(じかい)…心を戒めること、他人に迷惑をかけないこと
三、『忍辱』(にんにく)…不平不満を言わないこと、腹を立てないこと
四、『精進』(しょうじん)…常に努力をおしまないこと、全力で物事にあたること
五、『禅定』(ぜんじょう)…心を静かに保つこと、反省を忘れないこと
六、『智慧』(ちえ)…真実を見る智慧、正しい判断力を身につけること
この六つの修行を仏教では六波羅蜜(ろくはらみつ)と呼びます。
頭では思っていても、なかなか実践できないことばかりです。
ですが、六波羅蜜の修行は、自分の心がけひとつで誰にでもできます。
この六つの修行を、春と秋の年2回みんなで実践しようというのが、お彼岸の教えです。
お彼岸にお寺やお墓、仏壇にお参りするのも『六波羅蜜』の実践に通じる大切な仏道修行です。
『暑さ寒さも彼岸まで』といわれるように、お彼岸の季節は穏やかな季節です。
お彼岸の期間はお寺にお参りし、心穏やかに、仏道修行に励んでみてはいかがでしょうか?
六つの修行を通して心豊かな人柄を身につけましょう。
平成27年4月7日(火曜日) 柳星山 常念寺住職の弟子であります 福重俊真の加行見舞いに、参加された檀家様と一緒に京都粟生の光明寺に行ってまいりました。
法脈相承(加行)とは、僧侶になる為の修行期間です。
16日間 午前5時、午前10時、午後4時(午後1時)と水行とお勤めをしています。
水行は5分くらいで終わってしまうのですが、まずは、水を身体にかけ、それから桶を持って頭からかぶります。
それを三回しなくてはいけません。
四回目の水は、次の水行の時の最初にかぶる水です。
一日の水行最後の水は、次の日の朝5時にかぶる水になります。
気温によって桶の水が凍ってしまうことがあるそうです。
ですが、水を汲みなおすのではなく、氷を割ってからかぶるそうですが、中には、氷のかけらで身体を切ってしまうこともあるそうです。
この16日間は、ずっと足袋を履かずに裸足で過ごさなくてはいけないそうです。
明日9日で満行を迎えます。
☆『法脈相承参拝』
平成二十六年三月に随身学生として登山いたしました、福重俊真が随身学生として最後の修業を行います。
四月七日(火曜日)本山参詣にマイクロバスにて出向きます。
法脈相承とは、我が宗派の僧侶となろうと志す者が、御法主より大切な法脈(仏法を師から弟子へと伝える事)を授かる儀式です。
☆開山忌法要
平成27年4月14日(火曜日)午前11時半より受付
各家に礎を築いた初代のご先祖様がありますように、お寺にも初代のご先祖様が存在します。
お寺には寺号のほかに山号というものがございます。
初代を「ご開山」とお呼びし、その命日を【開山忌】と申します。
来る四月十四日は九十八歳で往生されました空遄召運上人の五百五十三回忌の法要と諸供養を奉修いたします。
ご家庭にある古塔婆の焼却供養を行いますので当日までにご持参ください。
協賛金 二千円
回向料 一千円以上(塔婆焼却など)
午前十一時半 受付午後十二時半 古塔婆・白木位牌お焚き上げ
歴代諸上人・白龍大権現・地蔵菩薩
聖観世音菩薩・関氏三代供養塔
光厳法皇・万霊塔
午後一時二十分頃 開山忌法要
午後一時五十分頃 山主挨拶
午後二時 山主法話
午後三時 お札・お供物授与
☆総本山光明寺団体参拝
【日 時】平成二十七年四月二十四日(金曜日)
【参加費】一万円(昼食・夕食・タケノコ一本、代金込み)
【行 先】総本山光明寺・アウトレット滋賀竜王
申込者には、四月上旬にご案内を送付いたします。
ご希望される方は、まだお席がございますので お早目にご連絡ください。(檀家様でなくてもご参加いただけます。)
ご都合がつかなくご参加できないが、「ご本山に納骨したい」などご希望をされる方は寺務所(0586-72-4404)までご連絡ください。
早いもので 本日は12月28日です。
今年も残すところ 後3日。
常念寺では、新年の準備を着々と進めております。
12月半ばを過ぎたころには、檀徒の皆様のところに 常念寺たより、平成27年 年間行事予定表、年回忌表と、常念寺住職の書かれた干支の色紙がお手元に届いていると思います。
常念寺たよりには、『お十夜法要』『如意輪観音御開帳』と、今年は良きご縁に恵まれ、雅楽と舞楽の『観月の夕べ』を記事にさせていただいております。
観月の夕べにご参加いただいた『白絣会』の方々の俳句も載せさせていただきました。
干支の色紙には 釈文(仏教の経典などに書いている言葉を分かり易く平易な言葉で解説した文章のことを指します。)が一緒に入ってます。
慈悲喜捨という四文字が書いてありますが、
一、慈 他人の幸せを願う心
一、悲 他人を不幸から救い出す心
一、喜 他人の幸せをみて満足する心
一、捨 憎怨の心を捨て、人々を平等に利したいと願う心
慈悲喜捨(じひきしゃ)四無量心とも言われ、人々を幸せに導くために、四つの心を無量に起こすことを言います。