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2016/09/25 16:13

平成28年『秋季彼岸会を執り行いました。』

九月十九日(月曜日・祝日)~九月二十三日(金曜日)までの五日間、永代祠堂経のお勤めと、貴家先亡霊位のお施餓鬼のお勤めを、本堂にて執り行われました。 毎年お彼岸の期間中 一日は雨が降ることはありましたが、今年は台風の影響もあったのか ずっとお天気のすぐれないお彼岸になりました。 十九日初日は、お参りに来られる方が多い予定でしたので、忙しい初日になる覚悟でしたが、二日目に台風が上陸するのではないかということで、予定より一日早めてお参りに来てくださる檀家様もありました。 一時的でしたが本堂の椅子が座れない状態になり ご迷惑をおかけいたしましたことお詫び申し上げます。 今年の秋季彼岸会も小さいお子様づれのご家族がたくさんお参りくださいまして、ありがとうございます。 どうぞこれからも、幼少のころからお寺詣りを体験してくださいますことを節に願います。 お彼岸の法要の前に少しお時間をいただき、住職から法話をさせていただきました。 彼岸という呼び方は”到彼岸”の略した名前で、これはサンスクリット語の『パーラミター(波羅蜜多)』という言葉の訳です。 到彼岸とは、『あちらの岸(あの世)』のことをさし、悟りの世界である『極楽浄土』だと信じられていました。 それに対して、『こちら側(この世)』には迷いや苦悩に満ちあふれている世界だとされています。 極楽浄土に行くために、この世から迷いや苦悩を断ち切るためには、仏教の世界の『六波羅蜜』という教えを実践して、悟りを開くことだ言われています。 お彼岸は岸の向こう側にいるはずである先祖のことを思って手を合わせるだけの日ではありません。 お彼岸の期間はご先祖様への感謝の一方で自身を反省するための修行の機会でもあります。 その六波羅蜜とは、 1.布施(ふせ)  人に施しを与えること 2.持戒(じかい) 戒律を守り、省みること(※反省する) 3.精進(しょうじん)  つねに努力すること 4.忍辱(にんにく) 苦しくても耐えること 5.禅定(ぜんじょう) 心を落ち着かせること。安定させた状態で自己反省すること。 6.智慧(ちえ) 正しく判断力をもち、ものごとの真実を見る目をもつこと。 この六波羅蜜を実践することで私たちは浄土の世界に到達できる人になる、と言われています。 日頃からこの六波羅蜜を心がけて実行していくことは、なかなか難しいかもしれませんが、せめてお彼岸の期間だけでも、意識して実践していきましょう。 という意味も込められています。 これを実践することでお釈迦様が彼岸の世界に進むことができると言われています。 お彼岸の七日間のうち六日間は六波羅蜜を実践し、お彼岸の中日である九月二十二日(秋分の日)には先祖への感謝を お伝えしましょう。 春彼岸と秋彼岸のころには、必ず彼岸花が咲き、自然の力には 驚かされます。 本日は、彼岸明け。 常念寺境内の彼岸花は、満開を迎えています。